1954
昭和29年
- 東大航空研究所(現、文部科学省宇宙科学研究所)を退職した創業者、遠藤元正が、理化学関係の実験装置や器具を製造するために東京都新宿区戸山町に遠藤製作所を創業。
- 松下電器産業が同社初の電気掃除機「MC-1」を発売。アメリカで世界初となるカラーテレビの本放送開始。マリリン・モンロー来日。
1955
昭和30年
- ミランダカメラ一眼レフの開発・試作に協力。
- トヨタ自動車が「クラウン」を発売電気洗濯機、電気冷蔵庫、テレビが「三種の神器」と呼ばれる
1956
昭和31年
- 資本金55万円に増資、戸山精機有限会社設立。
- 株式会社東芝総合研究所より真空装置の制作を依頼され協力。以後の真空関連製品製造の端緒を開く。
1959
昭和34年
- 東京都狛江市に移転
1967
昭和42年
- 東京大学原子核研究所のシンクロトロン放射光実験用施設開発・建設に際し、Q電磁石、偏向電磁石、キッカー電磁石、真空チャンバーなどの設計・製造を担当。
1968
昭和43年
- 資本金950万円に増資。株式会社トヤマに社名変更。
1969
昭和44年
- 日本原子力研究所大洗研究所のホットラボ建設に協力。ガンマースキャニング装置、コリメータ、リークテスター等の機器を納入。
1970
昭和45年
- 株式会社東芝総合研究所のワニス滴下含浸装置の開発・設計・製造に協力
1971
昭和46年
- 文部省高エネルギー物理学研究所の陽子加速器実験施設建設に際し、Q電磁石、偏向電磁石、キッカー電磁石、真空チャンバーなどの設計・製造を担当。
- インド・パキスタン戦争、ニクソンショック、沖縄返還
1973
昭和48年
- 第一次オイルショック(トイレットペーパー等が不足)
1976
昭和51年
1978
昭和53年
- 文部省高エネルギー物理学研究所の放射光実験施設建設に協力。主に、ビームダクト、真空排気系、ビムモニタ、電磁石、補正磁石などの設計・製造を担当。
1982
昭和57年
- 文部省高エネルギー物理学研究所放射光実験施設内のNTT電気通信研究所にビームラインの建設で協力。ビームダクト、真空排気系、各種分光器などの設計・製造を担当。
- 文部省高エネルギー物理学研究所のトリスタンリング建設に協力。
1987
昭和62年
- 文部省高エネルギー物理学研究所放射光実験施設内東京大学物性研究所ビームラインの建設に協力。
1994
平成06年
- 東京大学原子核研究所40m低速低電荷イオン用高効率輸送系の建設に協力。
1995
平成07年
- 立命館大学SRセンターのビームライン建設に協力。
- 科学技術庁(日本原子力研究所、理化学研究所)大型放射光施設(SPring-8)建設に協力。
1996
平成08年
- 創立40周年を迎える。
- 広島大学放射光科学研究センター(HiSOR)のビームライン建設に住友重機械工業(株)を通じて協力。
1997
平成09年
- 姫路工業大学放射光施設(ニュースバル)のビームライン建設に協力。
1999
平成11年
- SPring-8に於ける科学技術庁無機材質研究所ビームラインの建設に協力。
- イタリア国立原子核研修所に2結晶分光器を納入。
2000
平成12年
- タイ王国放射光研究所センター(NSRC)のビームライン建設に協力。
- SPring-8に於ける台湾(SRRC)ビームライン建設に協力。
- 韓国浦項工科大学放射光施設(PAL)のビームライン施設に協力。(U-10BL,KIST/VLSPGM等)
- ナガセ電子機器サービス(株)の低温プローバの製造に関して包括的協力を開始。
2001
平成13年
- 新棟落成。
- 高エネルギー加速器研究機構PF-ARリング高度化計画に協力。
- 東京理科大学自由電子レーザー研究センター内の機器施設に川崎重工(株)を通じて協力。
2002
平成14年
- J-PARC(大強度陽子加速器計画)の建設に協力。(モニター類,セプタム電磁石等)
2003
平成15年
- 九州シンクロトロン光研究センターのビームライン建設に協力。(佐賀県/佐賀大学/九州大学)
- 国家プロジェクトEUVA(極端紫外光露光システム技術開発機構)の装置開発に協力。
2004
平成16年
- 理化学研究所 RIビームファクトリー建設(BigRIPS)に協力。
- 理化学研究所X-FEL計画(X線自由電子レーザー)の実証機,実機の試作・製作に協力。
2006
平成18年
- 創立50周年を迎え、遠藤克己が第3代社長に就任。
- ITER(国際熱核融合実験炉)ダイバータ不純物モニターの光学系の概念設計に関し日本原子力開発機構(JAERI)に協力。
- フランス放射光施設(SynchrotronSOLEIL)のビームライン建設に協力。(Metrology BL, DEIMOS BL等)
- VG Scienta社(本社スェーデン)との業務提携スタート。
- 台湾放射光施設(NSRRC)に輸出開始。(ミラーチャンバー等)
- 兵庫県立大学を主体とする研究開発「JST先端計測分析技術・要素開発事業:ガスクラスターSIMS基本技術の開発」に参画。
- カナダ放射光施設(Canadian Light Source)のビームライン建設に協力。(VESPERS BL)
- 理化学研究所X線自由電子レーザー施設の建設に協力。
2007
平成19年
- 東京工業大学を主体とする「国土交通省国家プロジェクト:可搬型レーザーイオン化分析装置による自動車排ガス中の有害有機物リアルタイム評価法の研究」に参画。
- 名古屋大学を主体とする研究開発「JST先端計測分析技術・機器開発事業:光イオン化質量分析法による微粒子・微量成分計測」に参画。
- 中国・上海放射光施設(SSRF)のビームライン建設に協力。(ミラーチャンバー等)
- 英国放射光施設(Diamond)に輸出開始。(軟X線回折計等)
2008
平成20年
- スペイン放射光施設(ALBA)のビームライン建設に協力。(XMCDビームライン等)
2010
平成22年
- JSTプロトタイプ実証・実用化プログラム「FIB光イオン化ナノ質量イメージング装置の実用化開発」スタート。
2011
平成23年
- 台湾新放射光施設(NSRRC/TPS)の建設に協力。
- 米国ブルックヘブン国立研究所(BNL)の新放射光施設(NSLS2)の建設に協力。